お悔み

 当プロジェクト発足から多くのご支援をいただきました。株式会社サンセルモ殿(東京都港区)の代表取締役安田幸史氏のご尊父で同社の会長であられた安田征史氏が、8月13日逝去の訃報を受け突然の驚きと共にご親族の皆様の心痛と悲しみの深さに心から哀悼とお悔やみ申し上げます。

 ご尊父故安田会長は、冠婚葬祭の在り方を変革し玉姫殿などで知られる互助組合を通じて日本全国展開で確立されました。また、近年ではエンバーミング『遺体衛生保存』の国内普及に業界のリーダーとして尽力されてこられました。今後は安田幸史社長を中心としてセルモグループ、サンセルモとしてご尊父の社会貢献と事業展開を確立されて行かれるものと思っています。

率先垂範から人と人との縁を大切にされ地域社会への貢献、人間教育を進められて来たご尊父に対して、心からご冥福をお祈りいたします。

零戦里帰りプロジェクト事務局
零戦22型オーナー 石塚政秀


追記

 2008年に零戦の里帰りプロジェクトがスタートしましたが、リーマンショックや東日本大震災、私の在住するニュージーランド、クライストチャーチ市の震災などの影響から里帰りが実現したのが2014年9月4日となります。

 経産省の武器輸入審査などで港に2ヵ月余り留め置かれるなど、零戦里帰りはさらなる試練に直面いたしました。

 Ready Forのクラウドファンドや、個人の皆様からの支援で国内での機体の組み立て、里帰り飛行を目指す中で国交省、防衛省との長い折衝、申請には一年以上を要し、2016年1月27日漸く海上自衛隊鹿屋航空基地にて、日本海軍零式戦闘機22型が祖国の空に飛び立つことが出来ました。

 零戦里帰りプロジェクトの活動の中で(株)サンセルモの安田幸史社長からは、零戦の近代日本の歴史遺産、技術遺産としてのご理解を頂き2014年の帰国から継続してご支援、ご協力を頂いております。

 昨年4月に起こった熊本での震災から鹿児島鹿屋エアメモリアルで予定していた零戦飛行が中止となった際に、被災地応援飛行をすることでスポンサーをして頂きました。また、昨年6月アメリカから招聘したパイロットの体調不良で、零戦の飛行活動が中止となった際、やむなく本機をアメリカに戻し、日本人パイロットを養成しようと言う動きの中でもスポンサー引き受けて頂きました。

 今年のレッドブル・エアレースで零戦の展示飛行を実現させるためには、タイミング的に船便では間に合わず機体を分解の上、空輸せざる負えない状況の中、その莫大な経費の不足分をスポンサーして頂きました。

 零戦の里帰りプロジェクトがスタートしてから10年余りの中で国内の大小数百社の経営者の皆様とお話しさせて参りましたが一貫し、また唯一と言える支援を頂いていますのがサンセルモ、セルモグループ様であり心から感謝の意をお伝えしたいと思います。

 その支援に対して我々から出来ることは限られていますが、是非とも機体に貴社ロゴを付けて飛ばさせてくださいと言う話にも、常に辞退されてきました。エアレースに際しても歴史的な機体にロゴを載せるのは本意ではありませんと言うのに対して、サイズを半分以下にしてロゴを張らせて頂いた経緯がございます。

 このたびのセルモグループ安田征史会長の訃報に対して、数ヵ月ぶりにニュージーランドに帰国していたために葬儀に参列出来ませんでしたことをお詫び致します。9月1日に熊本で執り行われた社葬に参列させて頂き、改めて故人の成し遂げられた偉業に対して敬服するとともに心から冥福をお祈りいたします。

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